仏壇の処分に困る原因は「なんとなくちゃんと供養したい」という感情
仏壇の処分は、経験がない人には本当に困ります。
まず、なんとなく、無宗教だけど、
ちゃんと供養してあげたい、という気持ちがありますよね。
そして、ちゃんと供養するとなると、
場合によっては何万円という費用がかかります。
そこまで費用はかけたくない…という気持ちが出てきます。
その2つの気持ちの間で考え込んでしまうんですよね。
はじめての方にはとても難しいところです^^;
仏壇の処分のQ&A!
仏壇の処分方法はいくつかありますので、
ご紹介していこうと思います。
まず一番費用がかかるポイントは、
お坊さんによる「魂抜き」。
お経を読んでもらって儀式を行ってもらい、
仏壇をただの箱の状態にしてもらいます。
これをやってもらうかどうかで料金が全然変わってきます。
大体1万円~3万円くらい安くなることもありますので、
要検討です。
あなたが仏教徒でなければ、無理してお願いする必要は無いと思いますよ^^
次に困ってしまうのが、
仏壇自体の処分方法。
・お寺に引き取ってもらう
・仏具店に引き取ってもらう
・粗大ごみとして出す
・分解して燃えるゴミとして出す
上から、やりづらい順で並べてみました。
仏具店であれば1万円ほどで回収してくれると思います。
粗大ごみであれば900円~1200円ほど。
解体すれば無料です。
あなたの宗教観と、親族の意向を汲み取りながら、
相談していけば決まりやすいと思います。
位牌は木製ですので、燃えるゴミとなります。
もちろん、大切だと考える方は、
お坊さんに儀式を行ってもらいましょう。
丁寧なお寺だと、お炊き上げ後の灰を
お墓にまいてくれるところもあります。
最後に遺影ですが、
写真自体、仏教が日本に流入する後のものですので、
宗教的な意味はありません。
他に写真が残っているのでしたら、
処分しても問題ございませんし、
とっておきたい場合は写真だけ抜き取り、
額を廃棄してしまいましょう。
遺影自体は、戦後の葬儀屋が考え出したサービスの1つなので。
問題は仏教のとらえ方
仏教に関心がないのであれば、
これら全てのことは必要がないことです。
それでも、なんとなく気になってしまうことが多いですね^^;
一番無難なのは、
仏壇店に全てをお願いしてしまう方法です。
少しお金がかかりますが、
逆になんとなく「ちゃんと処分した」という感じが残ります。
それでも気になる方は、
位牌や本尊だけでもお寺に持っていくと、
少し気持ちが楽かもしれません。
処分したからといって、バチがあたるということはありません。
気持ちが納得行く形で、
あなたなりの処分の仕方ができれば、
高額を支払うことでなぐさめるよりずっと健康的だと思います。
悩みすぎずに、スムーズな処分ができるよう願っております。
本日はこのへんで!
GoMeeeでした!