スピーカーを鳴らして不用品回収をしていたころの話です。
スピーカーを鳴らして回収をしていると、けっこう海外のお客さんから声をかけられることが多いです。
日本語がぺらぺらな方もいれば、片言の方もいます。
今回のお話は台東区で出会った片言のお客様の話です。
回収料金に納得できないときに使う「ナンデ?」
台東区で出会った東南アジア系の女性。
室内用の電気スタンドの回収を依頼していただき、大きさを見せていただくことになりました。
ベランダに放置されていた電気スタンドは、電球が5つほどついているとても大きなもので、ばらすこともできず、サビもひどい状態になっていました。
もう電気も付かないということなのですが、さすがに無料では持っていくことができません。。。
もともと声をかけていただいたときに、無料で回収できるかと聞かれていたので、モノさえ良ければ、とお答えしていました。
なので、「これは無料では難しいです…」とお伝えすると、
「ナンデ?」
この「ナンデ?」。
日本の方とはちょっとニュアンスというか、本気度が違います。
日本の方で多いのは、「なんでー。もって行ってよー」という感じです。
実際は「やっぱり無理かぁ、なんとか押したらもってってくれないかな」くらいの意味合いだと思います。
しかし、海外の方は、本気の困った表情+じっと目を見据えて「ナンデ?」と、こちらの言葉を待ちますw
この「ナンデ?」の緊張感が半端じゃありませんw
大きいし、動かないし、さびてるし、販売できるようなものではないということを伝えても、
「ナンデ?」
…どこの理由を語ればいいんだ。っていうかこの人怒ってる??
だんだん、こちらが間違ってるのかな?という考えさえ浮かぶようになってきますw
すべての海外の方がそうではありませんけどね。
私はこの切り込んでくるような「ナンデ?」が苦手です^^;※嫌いという意味ではありません。あたふたしてしまいますw
ちゃんと説明しなければ!という義務感を感じてしまいます。
実際はお客さんは納得できない、もっていってほしい、という日本の方と同じ気持ちであることもわかるようになりましたが、それでもいまだに「ナンデ?」と言われると「あのー、そのー、」という感じ。
あたふたしてしまいます笑
ちゃんと伝えるとわかっていただけるんですけどね^^
その後は「いくら?」に変わりますが笑
インドの方の押しもものすごいですね!
3000円で、と伝えると「500円でいいでしょ!」と押してきますwどうしてそうなるの!?っていつも驚いてしまいます^^;
交渉の仕方、文化の違い、本当に面白いことがたくさんありますね!
お互い納得できるところで落ち着けば、どんな人と話しても面白いなぁと思えます。
それでは今日はこの辺で!